35歳会社員のメモ帳

35歳サラリーマンの"お金"や"くらし"のメモ帳です

子どものお小遣いどうしてますか?

各家庭で議論になるであろう話題、それが子どものお小遣いです。妻と私でも子どもの頃に貰っていたお小遣いは違いました。

小学生で1,000円/月。中学生で2,000円/月。高校生で5,000円/月。というのが私のお小遣いでした。妻は小学生ではお小遣いとしては貰わず、塾に行くときにジュース代を貰っていたようです。中学生高校生でいくら貰っていたかはわかりません。

小学生ではお年玉をもらった時にゲームソフトを買った記憶はありますが、お小遣いを使った記憶はありません。お小遣いを貰うとお小遣い帳をつけて、財布の中身と同じか点検するという決まりがありました。今思えばそれが金融教育というかお金に対して真面目な姿勢を取りなさいという教育だったのだと思います。

中学生ではお小遣い帳をつけることは無くなりましたが部活が忙しくお小遣いを使った記憶もありません。部活を卒業してからこっそり帰りにジュースを飲むために小銭を持って行った記憶があります。高校生ではCDや服、漫画を買うために使っていました。

 

小学生で1,000円×12ヶ月×6年=72,000円。

中学生で2,000円×12ヶ月×3年=72,000円。

高校生で5,000円×12ヶ月×3年=180,000円。

合計12年間で324,000円です。

これを金融教育に使うとして「投資」を教えるなら、投資信託ETFで運用しながら渡すというのはどうでしょうか。324,000円を元手にどんな運用をするかを小1のときに選ばせます。①全世界orS&P500のインデックス指数に沿うリスクのある銘柄。②債券を中心としたローリスクな銘柄。

それらを1年間運用し、その利益分を翌年1年間のお小遣いとして12で割って渡す。こうすることで幼い頃から投資に対する理解を体験的に得るというものです。マイナスになった時は1年間あげないのか?という問題は後々考えるとして…

 

324,000円を5%運用できたとしたら16,200円の利益になります。それを12で割って1,350円がひと月あたりのお小遣いになります。が、低学年ならお小遣いを使わないと思うのでそのまま元本に組み入れて複利を利かせる…とか。

理解は難しいかもしれませんが、子どもって意外と色んなことが体験的に理解できるものです。その理解に大人が「まだ早い」とフタをしてるだけなのではないかとも思えます。

1,000円を渡して、使うもよし投資に回すもよしの選択肢を提示して積立投資を体験させるのも学びになるかもしれませんね。無駄なものに使ったなと後悔させるのも体験ですし、友だちと夏祭りよ出店でお小遣いを使って思い出を共有するのも体験です。全てが学びになる中で、親が教えたい体験を選択肢に混ぜておくのも悪くないのではないでしょうか。