35歳会社員のメモ帳

35歳サラリーマンの"お金"や"くらし"のメモ帳です

不便を解消すると稼げる

15年前より世界は便利になっています。

15年前の2007年はmixiとかやってた時代ですかね?私が大学生の時代です。うーん、懐かしい。

あの時はガラケーでポチポチしてました。今やほとんどのことはタブレットスマホで事足りるので、特別なことをする人がPCを持つ時代になりました。とても便利になったと思います。

 

新しい価値観を与える商品やサービスは受け入れる人と受け入れられない人に分かれてしまうので、その価値が浸透するまで時間がかかります。

しかし、現状の不便を解決する商品やサービスならすぐに受け入れられるでしょう。なぜならその不便は皆が感じていて、それが解消することの価値を共感しやすいからです。しかもそれは小さな改善で良い場合があるので大きなパワーを必ずしも必要としないため、ミニマムな環境でも開発できるというメリットがあります。

仕事でも全く新しいことを始めようとするとその価値を共感するまでに何度も議論を重ねる必要があり、大きな反発にあうのではないでしょうか。

ところが今の事業の不便を解消して売り上げを伸ばすのであればその重要性は論じるまでもなくスッと受け入れられます。不便を解消する術を開発しているので新しい価値を生み出していることには変わりはないのですが、そのハードルが低いのです。

 

また、不便は皆が感じているというのも取り掛かりやすさに繋がっています。新しい商品やサービスを生み出すにはリサーチがとても大変ですが、不便に感じていることはわざわざリサーチするまでもなく何気ない会話や喫煙所での休憩中に皆が口にしているのではないでしょうか。ご自身で不便に感じていることが皆も感じることなのであれば、どういうゴールを思い描けば良いかすんなり分かるはずです。

絡まってしまうイヤホンの線を無くしてBluetoothで接続すればいいとか、しゃもじを自立できるようにするとか。不便を感じたらそれをどうやって無くす軽減するか考える作業です。

仕事でも面倒な入力を自動化したり、整理整頓して目的のものがすぐに取り出せたりというのも不便の解消ですので価値ある行動です。それをやったからお金が貰えるわけではないと思いますが、社内での評価は上がることでしょう。もしかしたら早く昇進できるかもしれませんよ。

 

気づく力というか、これ不便だよな〜なんとかできないかな〜と考えるのは稼ぎにつながる重要なスキルだと思います。