35歳会社員のメモ帳

35歳サラリーマンの"お金"や"くらし"のメモ帳です

4歳の子を叱った

上の子が椅子に座っている時に、椅子に登ってきた下の子を押して落としました。下の子は泣き、その行為を叱ったら上の子も泣きました。

この時の親の行動、難しいと感じるんです。

 

上の子の"押す"という行動は正解ではありませんので、叱りました。しかし上の子の主張によると「やめてやめて!と言ったけどやめてくれなかった」とのことです。つまり言葉で対応したけど事態が収束しなかった。だから次の手段に出たということです。

もちろん1歳の子にやめてと言ってもやめるわけありませんが、4歳の頭で考えた結果の行動です。考えたけど"押す"という行動しか考えつかなかったのでしょう。私は"押す"という強行手段に出る前に"親に助けを求める"という行動を取らせるようにしたいのです。上の子だから下の子の行動に我慢して受け入れろとは言いたくありませんので、主張はいいけど主張の仕方があると教育したいのです。

 

「こら!何で押したの!押したら椅子から落ちて怪我するやろ!」私が言ったことです。叱った時に言った内容もあらためて考えるとダメダメなんだろうなぁと反省します。その後に話を聞いて順序立てて、こうしたらいいんだよと教えましたが上の子はどう感じたでしょうか。

『第一声に怒られた』としか感じなければ、同じような場面になった時に「ここで主張したらまたパパに怒られるからやめておこう」と考えるかもしれません。

今やったことは悪いことなんだと覚えさせるために大声で叱るのは正解の行動なのでしょうか。まだ思慮深く物事を捉えることができない4歳なら叱りつけるほうがいいのかもしれませんが、4歳って意外といろんなことを理解できてます。なぜダメなのかを理解して自らの意思でダメな行動を取らない子になってほしいのです。

叱っただけで終わりにせず、順序立てて説明してなぜとった行動がダメだったかを一緒に考えるようにしたいです。教育のプロからすると正しい叱り方はこうだ!というのがあるのかもしれませんが、情報がありすぎてどれが良いのか…わかりません。

 

昔に見たテレビ番組に出ていたお相撲さんは、小さい頃から体が大きかったため喧嘩では負けなかったそうですが、小さい頃から母親に「馬鹿にされたら喧嘩してもいいけど、お前は体が大きいから相手を怪我させる。だから絶対にお前から喧嘩をしちゃダメだ」と聞かされたので、成長して不良の道に進んだ時も自分から喧嘩をすることは無かったそうです。不良の道に進むのは良いのかという話ですが置いておいて。。。

とにかく小さい頃に刻まれた教訓はその後にも多大な影響を及ぼすのです。だから幼稚園のうちからしっかりと正しい教育をするべきだと思います。この行動がどんな結果を生むのか?その結果自分が相手がどうなるのか?想像力を使ってシミュレーションするトレーニングは社会性を育むのにも役立つはずです。

 

いやぁ、叱るのか怒ったのか自分でもよくわかりません。後からのフォローで「やめてやめて」と最初に言葉で抵抗したのは偉いと褒めましたが…どんな教育が正解なのかはわかりませんしそもそも正解なんてものがあるのかも不明です。

同世代のみんなは子育ての叱り方、どうしてる?